今日のヒガンバナ<2001年9月19日>

  高麗郷・巾着田[企画:奥武蔵ネット/撮影:新達也]

現在、巾着田の曼珠沙華(ヒガンバナ)の開花はピークを迎えている。今週末の連休までが見頃だろう。
既に早くのうちに開花したものは、萎れているものが多い。
しかし、まだこれから伸びてくるものもあるので、月末までは、そこそこ楽しむことができるだろう。

巾着田」というくらいだから、もともとは全体が広大な水田だった。それが、30年ほど前、ここをダムにする計画が立った。
しかし、巾着田の半分ほど用地を買収したところで、計画は頓挫。やがて、宙に浮いた土地がグランドになり、駐車場になったいきさつがある。
余談だが、日和田山の西面をニュータウンにしようという愚かな計画を立てたゼネコンもいる。
中央部に僅かに残る水田とヒガンバナの対比(右)少し、タイミングが遅れ、右側の花は既に色が褪せている。ヒガンバナが鮮やかな色を発揮するのは、僅か3日程度だ。
のカットもやはり巾着田中央部のもの。画面中程にはコスモス畑が出番を待っている。既に幾つか咲き始めた。奥の茅葺きの建物は水車小屋だ。
平日の午前中だというのに、実にたくさんの人が押し寄せている。今日1日で3万人は訪れるだろう。あるいはもっとか・・・
巾着田中央には市場が設けられ、地元の物産が売られている。(左)置けば、何でも売れてしまうというから、血相も変わるというもの。


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